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OSRC » 天声人事 » 「顧問契約は解除してはならない」

「顧問契約は解除してはならない」

記事概要

 社会保険労務士として顧問業務をしていると顧問先との間に多くの難問にぶつかります。
 たとえば、
①適正に雇用保険や社会保険に加入してくれない。
②労働保険料を適正に申告してくれない。
③賃金台帳や出勤簿を適正に提示してくれない。
④顧問報酬を適切に払ってくれない。
⑤顧問報酬を値上げしてくれない。
⑥面談約束などを簡単に反故される。
⑦何度違法行為を注意をしても遵守してくれない。
などなど言ったら限がありません。仕舞いには社会保険労務士業務を行うことが空しくなってきます。
 そんな時、反発的な心がエイ!顧問契約断ったろか!!と、怒りを大爆発させます。
 事実、私たちは自営業であり、社会保険労務士は自己責任に基づいてその契約解除を行使することはいとも簡単にできます。

詳細

それでも冷静になって一夜を過ごせば、これが社会保険労務士の業務なのだと自分に言い聞かせて、ほとんどこちらから契約解除することなくこの業務を30年もやってきました。
 それは、昨日よりは今日、今日より明日と、顧問先が良くなって行ってくれている実績があるからです。
 社会保険労務士の仕事は、少しずつでも顧問先が必ず良くなってくれて、手を煩わせることがなくなってくれるところに仕事冥利を感ずるところが多々あります。
 ところが、何年経って、何度言っても、全く進歩もなく、手数ばっかりが多く、報酬が少ないなどの問題顧問先があるのも事実です。こんな顧問先は、はっきり言って早く委託関係を打ち切るべきです。
でも永年にわたって委託関係を続けているとそうは行かないところがあります。それは、その問題点を是認して今日まで委託関係を継続してきたという事実なのです。
 今更、こちらから委託関係を解除することは、それだけの覚悟とそれだけの過去の不の遺産についての責任を負うことの覚悟が必要です。
 または責任回避できるだけの社会保険労務士としての指導管理義務を果たしてきた事実を立証できることが必要となってきます。 それだけに、こちらかの委託解除となれば適正な業務の引継ぎ行えるだけの引継ぎ書やその他詳細な過去の業務報告書や資料等を提示する義務が出てくることを覚悟しなければなりません。
 こんなことを考えると、一時的な感情ではないとはいえ、おいそれとは契約解除をこちらから言い出す訳には行きません。
 ならば相手側から解除してもらうことが最上の方法だといえないでしょうか?
 
 では、如何にして顧問先から顧問契約を解除してもらうか、ということについて次回に報告したいと思います。

記事作成:亀楠