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OSRC » 天声人事 » 必ず社長に質問すること

必ず社長に質問すること

記事概要

私がクライアント企業の賃金制度や人事評価制度の策定や見直しのお手伝いをする時は、その企業の人事面の問題点を分析するために、まず最初に人事診断を行います。

この診断の内容は、大きくは決算書・賃金台帳・社内規程などのデータ分析と、社長から第一線の社員までのキーマンに対するヒヤリング(インタビュー)の2つですが、私は特に後者のキーマン・ヒヤリングを重視しています。

各部門のキーマンが、業務上や組織上の問題をどう捉えているのか、賃金や人事面についてどんな意見を持っているのか、そしてそれらが社長の意向や認識とどのくらい一致しあるいはギャップがあるのか、これらは人事診断の中心テーマの1つです。

もう一つヒヤリングで確認しなければならないのは、社長自身が「本音」の部分でどんな人材観・組織観を持っているのかということです。表向きは「人材重視の経営」と言いつつ、実際は「会社の言うことを黙って聞く、安上がりの労働力を求めているだけ」というケースもあります。
そこでヒヤリングの際に、私が社長に必ず聞く質問があります。

『5年後の御社の各部門を支えているであろう「期待人材」を挙げてください。
さらに、 なぜその人を挙げたのか、どこに期待しているのかも述べてください。』

この質問に対する社長の答えは、鮮やかなくらい、ハッキリ2つに別れます。

詳細

1つは、「そんな人材、いるはずないやろ。いれば、今こんな苦労はしていない。」という答えです。
その次には「うちの社員でそんな能力が高い者はいない。うちのような中小企業に、いい人材が来るはずがない。」云々という言葉が続くことが多いです。

もう1つは、すらすらと「製造部門は○○さん、営業部門は××さん…」と具体的な人物とその理由(期待内容)が出てくる答えです。もちろんその場合は、その人の良い所とともに、現時点での不十分な所(課題)も挙げられるケースがほとんどです。

どちらが「いきいき職場」となるかは、もう明らかですよね。

さて、あなたは、あなたの会社の社長は、この質問に何と答えますか?

記事作成:OSRC